お遍路さんは「お杖さん」と呼んで大事にします。 お遍路さんの実用必需品です。 特に、疲れてきた時や登りの山路では有り難味がわかります。 また、野犬や蛇などから身を守る道具にもなります。 昔、金剛杖は、お遍路の途中で倒れた時に卒塔婆の代わりになるものでした。 ですから · お遍路の必需品である杖は、 金剛杖(こんごうづえ) または へんろ杖 と呼ばれます。 杉やヒノキといった白木で出来た長さ1メートル以上ある木製の杖です。 金剛杖は、へんろ杖として、特に遍路ころがしと呼ばれるような険しい山野を歩くときにも、雨風を凌ぎながら悪路で身体がよろけた時にも助けてくれ、野犬やマムシを追い払うためにもとても役に立ち解説 四国遍路のことで、弘法大師が巡錫した四国内の八十八か所の霊場を巡拝する。 四月の桜 の頃を中心に三月から五月にかけて、白装束で納経箱、金剛杖、数珠、鈴を持ち「同行二 人」と書いた笠を被る。 来歴 『嬉遊笑覧』(文政13年、10年)に所出。 文学での言及 実証的見解
遍路女子 聖地巡礼 四国遍路 回遊型巡礼路と独自の遍路文化
